Think Pad 535系バッテリセル交換実験 |
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コレは実験です。 |
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死んでしまったバッテリパックは1番ピンと4番ピンの間が約0V前後です。 TP535ではずーーとバッテリ80%充電中表示のままです バッテリセルが死んでいてもサーミスタに8KΩ(常温20℃ぐらい)程 の抵抗値があれば80%表示をしてます。 ACプラグを抜くと いきなりOSが落ちます(+_+) |
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死んだバッテリパックの中身を交換するために殻割りしますが 全面強力に接着されています。 この辺から、マイナスドライバーをねじ込み、とにかく、こじ開ける。 割れた所から殻を開き分割させます。 (ドライバーで手を刺さない様に気を付けましょう) 綺麗には殻割り出来ません キズや細かい割れは覚悟しましょう。
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めでたく分解できるとこんな感じです。 セルはPanasonic
CGR17500です。 ちなみにTP560用はAT&T製でした。 |
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535のバッテリパックの制御回路は 非常に取り外しやすく適当に外します |
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外すとこんな感じです |
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バッテリセルも外します
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4枚におろし、下ごしらえ完了!(まだです) |
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今回入手したバッテリパックはFujitsu CA54200-5021?です 入手先は いつもお世話になっている 吉野電装 です 10.8V 2600mAの表示があります。ビブロ用でしょう 別の同じようなバッテリパックでも試して見ましたが TP535のバッテリ管理回路と特性が合わないようで、 3分で”0%表示”でしたが 今回のバッテリパックは相性が良いようです。 今度は新しいバッテリパックを同じ要領で殻割りします。 |
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新しいバッテリセルを6本同時に取り出す 2セル×3の構成で10.8Vを作っています このうち1セル×3=10.8Vを作ります もちろん容量は1300mAですので大幅なスペックダウンです。 しかし現在Panasonic
CGR17500は入手困難で |
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1セル×3=10.8Vを作りやすいように金属板を切ります 今回は 3セルしか使いません。 (3セル残りますので535のバッテリパックは2セット出来ます。) |
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現物合わせで、つじつまを合わせ 切って並べ金属板どうしを半田付けし、 セル間からリード線(注意M)を出しておきます。 ここが1番時間が掛かりますが、 コーヒーを飲みながら落ち着いてやりましょう。 バッテリセルは熱弱いので、 30W以上の半田ゴテで手早く作業をします。
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とりあえず半田付けされているか チェックします 既に放電されている場合もありますので11V出ていなくても 気にする事はありません |
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元通りの位置?にセットし 各端子へ半田付けします、 サーミスタと温度ヒューズはバッテリセルに密着させます。 ←写真の様に出来るだけ、金属板をそのまま利用します、 細い電線を長く配線すると正確に充電されません。 |
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カバーを被せ完了です。
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535に取り付け充電します。 535(MF-9)のバッテリ管理は10% 80% 100%しかないので
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ACプラグを抜いてOSが落ちなければ 半分は成功しています。 その後100%まで充電し、ACプラグを抜き使ってみます MP3で1時間ぐらい再生できれば成功です。(MF-9 133MHz) MP3で46分ぐらい再生できれば成功です。(70J 200MHz) (その後15回ほど充放電して見ましたが、異常な発熱 や充放電時間の変化はありませんでした。) ちなみに新品のバッテリは1時間40分ほど再生(MF-9 133MHz) できましたので、本来の2.2Aの60%程の持ち時間と一致します。 |
新バッテリセル入手 吉野電装に新しいバッテリが売っていました CGR17670 これです!! 多分535のバッテリに使えるはずです、早速入手して実験してみました。 注 クリックすると相変らず でっかい写真です。 |
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FUJITSU製 FMVNBP11 と書いてあります 入手先は いつもお世話になっている 吉野電装 です |
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めでたく分解できるとこんな感じです。 セルはPanasonic
CGR17670HCです。 |
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直径も535の標準バッテリパックで使っている Panasonic CGR17500 と全く同じ 17mmです。 |
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今度は6本積みますので、余分な出っ張りを削ります |
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どの様な構成で配線するかよく考えて金属タブを 切ります
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なかなか効率的な配置になりませんが こんな感じにしてみました |
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セルの下側に配線が隠れていますが、結構手間です 矛盾のないように 1200mA×2=2400mA 3.7V×3=10.8V にて配線をする。 (2本並列接続を3セット作り直列に繋ぐ)
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結線図 | |
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バッテリセルは放電していますので、充電して1時間ぐらいは0%ですが そのまま3時間ぐらい充電すると100%までいくはずです MP3で 2時間10分 ぐらい再生できました。(70J 200MHz) 新品の純正バッテリより長持ちする感じです。 また、当然ぴったりフタを閉りますので これで535のバッテリは 完全に再生可能と言っても良でしょう。 この17670というサイズはリブレット20〜70(M3)、100式の標準バッテリと同じはずです (質問、苦情は受けつけません。) |
コレは実験です。
蓄電池(バッテリパック)は1歩間違うと数十(数百)アンペア流れます
爆発、発熱の危険がありますので、このような分解はしていけません。
当然PONTA、メーカ他は一切の責任を取りません。
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